ローマ人の物語 X すべての道はローマに通ず その1
2008-02-06-Wed-23:51
塩野七生シリーズ
ローマ人の物語
◆X すべての道はローマに通ず (文庫 27 上)
ついに、ローマ人の物語にたどり着きました。
なぜ、この巻を最初に取り上げるかというと、道楽人がこの巻を最初に読んだからでした。
2006年の秋、道楽人が出張で東京に行くとき、普段は、何か文庫本を一冊持って行くところが、忘れてしまって、仕方ないと思いながらも、駅のキヨスクで本棚を見ていた。すると、この文庫「ローマ人の物語27」を見つけて購入、電車の中で読み始めました。以前から書店の文庫のところに並んでいた紫色のシリーズは気になっていたが、買って読むところまでは行きませんでした。そなんことが、きっかけで、その時から塩野七生さんにはまる事になったのでした。
実は、道楽人は学生時代、土木専攻だったので、ごく普通の読者よりもこの巻の内容に興味があるのかもしれないし、理解もしやすかったのかとも思う。
この27、28はローマ人の物語の中でも特別な巻で、もし「ローマ人の物語」からこのX巻が抜けたとしても不自然ではないはずです。
このローマ人の物語を読んでない人には、番号がごちゃ混ぜでわかりにくいと思うので先に説明しておきます。
単行本では全15巻。1993年にI巻を世に出してから2007年のXV巻まで毎年1巻ずつ書き上げてきたものです。1巻から15巻と言わずにI巻からXV巻と言うのは、もちろん「ローマ」だからでしょう。
それで、文庫として発行するときには、単行本の一つの巻を2から4冊に分冊してあります。
そのため、
単行本 I = 文庫1,2
II = 文庫3,4,5
という具合で、X巻は27,28となっているのです。なぜこうなったのかは、文庫の1の始めに、ちゃんと理由が書いてありました。
と、前置きが長くなったのも、塩野さんを真似て。
さて、これから、この本の紹介と、感想に入りたいと思う。
本を開くと、いきなり、塩野さんの『言い訳』が始まる。
面白くない、つまらない。の連発で、塩野作品を読むのは初めてだったので、『何じゃこれ』と言うのが第一印象だった。
次に、この本、文庫なのに巻頭に30ページほどカラー写真が贅沢に入っている。
そして、その写真の最初が両側の笠松に囲まれたアッピア街道の写真であった。
また、音楽の話になるが、20代のころだと思うが、何処かで聞いたレスピーギ「ローマの松」が一度聞いて大好きになってから毎日のように聞いていたこともあった。その当時は、イタリアにも松があるのか?とか思いながらもどの様な松だかも知らず、アッピア街道を戦場に向けて行進する兵士たちを表現するような勇壮な曲調が好きだった。
それで、その写真を見ながら、頭の中で音楽が甦り始めていた。
こんなベースがあったものだからスッと引き込まれていってしまったし、大ファンになってしまったのでした。
上巻では主に、ローマ街道と橋についての話。
****
すべての道はローマに通ず、よりも、すべての道はローマより発す、としたほうが適切ではないかと思うくらいだが、それはローマが帝国の心臓であったからだ。そして心臓から肉体のすみずみまで血液を送り出す動脈がローマ街道だった。
****
七生さんは、ローマ人はインフラストラクチャという現代人にとって欠かすことのできない物の必要性を発見した人々と言っている。
道路は自然発生的に出来るものであるが、高速道路は自然発生ではできないし、作った後も機能をフルに生かすには十分なメンテナンスも必要である。
今までにないものを作る想像力、それを一般化してあちこちで作るシステムを構築すること、そして、作った後を管理するシステムの構築と。どれをとっても2000年の時の開きがあるとは思えない。
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ローマ人の物語
◆X すべての道はローマに通ず (文庫 27 上)
ついに、ローマ人の物語にたどり着きました。
なぜ、この巻を最初に取り上げるかというと、道楽人がこの巻を最初に読んだからでした。
2006年の秋、道楽人が出張で東京に行くとき、普段は、何か文庫本を一冊持って行くところが、忘れてしまって、仕方ないと思いながらも、駅のキヨスクで本棚を見ていた。すると、この文庫「ローマ人の物語27」を見つけて購入、電車の中で読み始めました。以前から書店の文庫のところに並んでいた紫色のシリーズは気になっていたが、買って読むところまでは行きませんでした。そなんことが、きっかけで、その時から塩野七生さんにはまる事になったのでした。
実は、道楽人は学生時代、土木専攻だったので、ごく普通の読者よりもこの巻の内容に興味があるのかもしれないし、理解もしやすかったのかとも思う。
この27、28はローマ人の物語の中でも特別な巻で、もし「ローマ人の物語」からこのX巻が抜けたとしても不自然ではないはずです。
このローマ人の物語を読んでない人には、番号がごちゃ混ぜでわかりにくいと思うので先に説明しておきます。
単行本では全15巻。1993年にI巻を世に出してから2007年のXV巻まで毎年1巻ずつ書き上げてきたものです。1巻から15巻と言わずにI巻からXV巻と言うのは、もちろん「ローマ」だからでしょう。
それで、文庫として発行するときには、単行本の一つの巻を2から4冊に分冊してあります。
そのため、
単行本 I = 文庫1,2
II = 文庫3,4,5
という具合で、X巻は27,28となっているのです。なぜこうなったのかは、文庫の1の始めに、ちゃんと理由が書いてありました。
と、前置きが長くなったのも、塩野さんを真似て。
さて、これから、この本の紹介と、感想に入りたいと思う。
本を開くと、いきなり、塩野さんの『言い訳』が始まる。
面白くない、つまらない。の連発で、塩野作品を読むのは初めてだったので、『何じゃこれ』と言うのが第一印象だった。
次に、この本、文庫なのに巻頭に30ページほどカラー写真が贅沢に入っている。
そして、その写真の最初が両側の笠松に囲まれたアッピア街道の写真であった。
また、音楽の話になるが、20代のころだと思うが、何処かで聞いたレスピーギ「ローマの松」が一度聞いて大好きになってから毎日のように聞いていたこともあった。その当時は、イタリアにも松があるのか?とか思いながらもどの様な松だかも知らず、アッピア街道を戦場に向けて行進する兵士たちを表現するような勇壮な曲調が好きだった。
それで、その写真を見ながら、頭の中で音楽が甦り始めていた。
こんなベースがあったものだからスッと引き込まれていってしまったし、大ファンになってしまったのでした。
上巻では主に、ローマ街道と橋についての話。
****
すべての道はローマに通ず、よりも、すべての道はローマより発す、としたほうが適切ではないかと思うくらいだが、それはローマが帝国の心臓であったからだ。そして心臓から肉体のすみずみまで血液を送り出す動脈がローマ街道だった。
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七生さんは、ローマ人はインフラストラクチャという現代人にとって欠かすことのできない物の必要性を発見した人々と言っている。
道路は自然発生的に出来るものであるが、高速道路は自然発生ではできないし、作った後も機能をフルに生かすには十分なメンテナンスも必要である。
今までにないものを作る想像力、それを一般化してあちこちで作るシステムを構築すること、そして、作った後を管理するシステムの構築と。どれをとっても2000年の時の開きがあるとは思えない。
朝のドタバタ
2008-02-04-Mon-23:50
朝の食事のときNHK朝ドラで癌で手遅れ、死期間近というシーンがあった。
それをみて、かみさんが、言った。
「あなたが、癌で打つ手なしと宣告されたらどうするの?」
道楽人「そりゃ、一つの病院だけでなくだめもとでも幾つか病院わたりするさ。」
かみさんは、ちょっとムッとした表情で、
「なんで、そう、自分のことしか考えられないの」
「銀行の名義を私に変えとくとかするべきじゃないの?」
はーーーー?
「そんな、すずめの涙ほどの預貯金なのに心配するなよ。」
「第一、遺産は妻子に決まっているんだから心配する必要なんかないんだよ」
「外に子供でもいれば別だけれど、そんなことあるわけねーだろ」
「そもそも、自分のことしか考えてないのはどっちだよ。」
と、それを聞いていた娘が、口の中に、ご飯をいっぱい詰め込んで早食いしていたところ、噴出してしまった。
「まったく、朝からそんな面白いこと言わないでよ。」と怒りながら学校に行くことになった。
まったく、朝の忙しいところをドタバタしてしまった。
ところで、よく考えれば一番怒りたいのは俺だったはずなんだよ。

それをみて、かみさんが、言った。
「あなたが、癌で打つ手なしと宣告されたらどうするの?」
道楽人「そりゃ、一つの病院だけでなくだめもとでも幾つか病院わたりするさ。」
かみさんは、ちょっとムッとした表情で、
「なんで、そう、自分のことしか考えられないの」
「銀行の名義を私に変えとくとかするべきじゃないの?」
はーーーー?
「そんな、すずめの涙ほどの預貯金なのに心配するなよ。」
「第一、遺産は妻子に決まっているんだから心配する必要なんかないんだよ」
「外に子供でもいれば別だけれど、そんなことあるわけねーだろ」
「そもそも、自分のことしか考えてないのはどっちだよ。」
と、それを聞いていた娘が、口の中に、ご飯をいっぱい詰め込んで早食いしていたところ、噴出してしまった。
「まったく、朝からそんな面白いこと言わないでよ。」と怒りながら学校に行くことになった。
まったく、朝の忙しいところをドタバタしてしまった。
ところで、よく考えれば一番怒りたいのは俺だったはずなんだよ。

「恵方巻きなんて」と思いながら食べる
2008-02-03-Sun-23:14
今日は節分。
家で豆まきをやってみた。子供もおおきくなってしまったので、道楽人一人で「鬼はー外、福はー内」と大声を出して撒いた。
昨年までは、大豆を炒って、撒いていたが、大豆では撒いた後、拾ったものを食べられないということで、今年は、南京豆にした。
なんか、雰囲気が出ないが、たしかに、拾い集めたものもそのまま食べられるので、都合がいいようだ。
さらに、最近は、恵方巻なるものが流行っているようで、家でも、今年は、それを作って食べてみた。
今年は、南南東に向かって、ニタッと笑って食べるとか。
業界に乗せられた行事がまた一つ増えたという感じだが、それも良いかなっと、思う。
家で豆まきをやってみた。子供もおおきくなってしまったので、道楽人一人で「鬼はー外、福はー内」と大声を出して撒いた。
昨年までは、大豆を炒って、撒いていたが、大豆では撒いた後、拾ったものを食べられないということで、今年は、南京豆にした。
なんか、雰囲気が出ないが、たしかに、拾い集めたものもそのまま食べられるので、都合がいいようだ。
さらに、最近は、恵方巻なるものが流行っているようで、家でも、今年は、それを作って食べてみた。
今年は、南南東に向かって、ニタッと笑って食べるとか。
業界に乗せられた行事がまた一つ増えたという感じだが、それも良いかなっと、思う。


